歌詞

崩れそうな月が　空をなぞる　黙り込んだ影　胸の奥で泣いた

“ごめんね”さえ届かない場所　言葉より　熱を求めてた

触れたその指が　誰かを傷つけても

私だけを　見てくれた　それが　真実だと信じた

震えそうな曖昧な微笑みで　この世界を　抱きしめた

嘘も罪も全部　白く染めて

White Cross この想い 愛を　あなたに　捧げるの

許されなくていいから　ねぇ

ひび割れた時間（とき）に　残る温度

未来さえももう　戻れないと知ってた

泣き叫んだ胸の奥に　「愛してた」ただそれだけで

ねぇ　誰のための愛か　誰が神だというの

このカラダが　壊れても　あなたが望むなら

泣きだしそうな本能が無情に　運命を　締めつけた

罪と呼ばれようとも　悔いはない

White Cross この淡い想いを　あなたに　委ねたい

救われなくていいから　ずっと

強くなることを　選べなかった　だから今だけ　笑ってて

光のフリをした　この夜に　名前をつけてよ

震えそうな曖昧な微笑みで 世界さえ　壊せると

思ってたの　あなたとなら

White Cross 白い絶望が　美しいと思えた

あなたがいた　この夜に

許されなくていいから… このまま、消えても…