

雨は止まず
夜は深く
一人歩く
影もなく
何を斬れば
足りるのか
答えはもう
沈んでいる
無双と呼ばれし
その何か
此の身一つも
残らぬまま
勝ちを重ねて
何を見る
心は既に
空のまま
剣を振るう
音だけが
夜に響いて
消えてゆく
人の温もり
知らぬまま
我は正しく
生きている
昨日の我を
消し去りて
新たな我を
生み落とす
それでも何処か
残る影
それを斬ること
出来ぬまま
千日の雨に
身を晒し
万日の風に
魂削る
名を得れども
満たされぬ
斬り捨てた影が
背に残る
強さとは
何を指す
勝ち続けて
何を残す
昨日の己
消し続け
尚も己を
斬り続ける
血ではなく
理を追う
だがその理さえ
崩れてゆく
終わりなき
この修羅の道
勝者であれど
無に還る
無双と呼ばれし
その何か
此の身何処にも
残らぬまま
強さの果てに
何がある
答えはもう
意味を持たぬ
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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無双の影
Liminal Reverie
無双の影
無双と讃えられし者。
されど、その内は満たされぬまま。
勝ち続けるたびに、己を削り、
残るのは、ただ静けさのみ。
強さとは、何にて候や。
理(ことわり)を追うその先に、
救いはあるのか。
江戸の夜、灯りの届かぬ隅にて、
ひとり座す影。
それは勝者にあらず、
虚無にて候。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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