

歌詞
UP
Siryu, shumax
上の方をrun
舵決めろ マイク前回すベロ
増やす桁0 1人じゃない俺のゲーム
仲間と蓄えるsense
しゅうまのビート相性抜群ってあざす
パッと済ますタスク
お前のライブじゃ飽きて乾く
うめる小節ダチと稼ぐ
嘘じゃない 夢見たいな話し叶えるスタジオ
歌詞を書く未来像
往復するbad trip
カットするvoice
上がる幸福
チャンポンして誤魔化すLife
揺れる暇はない party to party
俺ら揺らす番 Flash炊いてくれよbuddy
見て上がるstep 、何もないところのtrip
とりあえず揺れるだけって言って消したbad news
夢を見る 枕 3時
愛してるよ環境 満足なし
変わらないもの、変わること
見極めが大事
数字気にすんな、書いて満たすページ
増やす、蓄える遊びだけど本気
24 思考 マイク前じゃ別人
でも嘘はなし わかってるよ俺の周り
形変える感情 伝える唯一の方法
コップ満たす水 ミスのたびに飲み干す
映すレンズ アップ ペース
捨てた無駄なプライド
だから本音語れんの俺の歌詞は強がりじゃない 本物
だから遊びこいよ 今度
揺れる暇はない party to party
俺ら揺らす番 Flash炊いてくれよbuddy
見て上がるstep 、何もないところのtrip
とりあえず揺れるだけって言って消したbad news
- 作詞
Siryu
- 作曲
shumax
- プロデューサー
shumax
- ラップ
Siryu

Siryu, shumax の“UP”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
NAKAMURA
Siryu, shumax
- 1
Word
Siryu, shumax
- 2
23' (feat. buchi)
Siryu, shumax
- 3
if
Siryu, shumax
- 4
Spit
Siryu, shumax
- 5
Journey
Siryu, shumax
- ⚫︎
UP
Siryu, shumax
- 7
Not wasted (feat. SILENT KILLA JOINT)
Siryu, shumax
- 8
Float
Siryu, shumax
- 9
skit
shumax
- 10
Attain
Siryu, shumax
- 11
Process
Siryu, shumax
- 12
My Flow
Siryu, shumax
ラッパー・Siryuとビートメイカー・shumaxによる共作アルバム『NAKAMURA』が、2月26日にリリースされた。
地元である淡路島で活動を始めた二人は2023年12月にEP『タイラ』、2024年12月にEP『Avis』、他シングルを断続的に発表。繊細ながらも時に投げやり、時に退廃的ですらある内面を鮮明に描き出しSpitするSiryuのラップと、抑えられた音数の中に一癖あるshumaxのビートとのシンプルな調和が、ある種ユニークな存在感とエネルギーを発してきた。
そして初のアルバムとなる今作では、そのエネルギーがより前向きに、より外部に向かって放たれる。Siryuの内省的なリリックにはより具体的で耳に残るフレーズが増え、shumaxの多彩なビートに独特なドライブ感を生み出す。四つ打ちで「足りてないのかもね 描く空 足りてるのはどれ 一人もがく今」と不安定な心理を綴る「if」や、ジャージークラブのビートで鬱屈とした心情をストレートに映し出す「Process」等は、特にその強い個性がうかがえる。
なお客演は前作『Avis』に続き同郷のSILENT KILLA JOINT、また今作のミックス・マスタリングも手がけたbuchiという、地元・淡路島で結びついた面々で固められた。そうして等身大の創造性と関係性の中で作られた『NAKAMURA』は、それゆえ人一人の赤裸々な内面とそのうねりが、時に作り手の想像を超えて跳躍する音楽表現に昇華される可能性を示した一作となっている。
人の心は本来的に不定形であり、苦悩や惑いを繰り返すものだ。だからこそ、その断片が敷き詰められたこの音楽はきっと響き渡る。例えば孤独な苦悩を抱えたどこかの誰か、その小さな一室まで。