夜明けへ辿り着く詩のジャケット写真

歌詞

夜明けへ辿り着く詩

ruha

巡る刻の 綻びと

遠く霞む 琥珀の月

迷い込んだ 篝火を数えて

狂い出した 歯車と

騙り紡ぐ 記憶の糸

脆く折れた 宿り木を

繋ぎ合わせた

消えそうな 羽音が聴こえる

囚われた闇の中で

傷付いた その翼を畳み

ただ 項垂れたままで

羽ばたく事 諦めた鳥たちの

夢へ寄り添う 光になりたい

それは 届かぬ空に焦がれて

両の手を掲げた 幼き私の願い

霧の螺旋 灰の海

絡み付いた 蔓を解き

前を見つめ進むしか

出来ないけれど

遮る心 震わす言葉を

頬を伝う 温もりを

止まない雨に 哀しみが滲んでも

嘆きの先へ 呼び掛けるから

繋がれた鎖を 断ち切る勇気を

いつか取り戻す為 此処に居る

それは 淀む大地を踏み締め

閉ざされた瞳が 再び映した希望

逸れた星 軋む鼓動 どんな運命でも

踠き続け 重ねた声 響き渡るよう

そっと 手のひらに触れた一枚の

小さな羽根が 輝きを放つ

やがて 優しい風を纏って

地平の果てへ 飛び立てるから

暗い空を裂き 羽ばたく翼を

群青の彼方へと 見送った

それは 流れる雲を突き抜け

祝福の世界を 翔け往く鳥たちの詩

託された想いと 夜明けへ辿り着く詩

  • 作詞

    ruha

  • 作曲

    ruha

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    夜明けへ辿り着く詩

    ruha

ruha(Pastel Tone Music)サークル活動5周年記念楽曲。オーケストラと架空言語コーラスが織り成す、壮大な幻想音楽。

アーティスト情報

  • ruha

    Vocalist / Lyricist / Composer / Arranger / ボーカル・作詞・作編曲にて、様々な作品制作や歌唱・楽曲提供を行う。2018年より、自身の同人音楽サークル『Pastel Tone Music』での活動も開始。多重コーラス・架空言語・民族調など、ファンタジー系要素を多く含んだ幻想的な世界観の楽曲を制作・発表している。

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