一巻の終わりのジャケット写真

歌詞

あとくされ

横山大朗

優劣なんてものは

ほんとはハナからないんだよ

あたしらみんな素っ裸で

この世に産み落とされたのよ

比べるのなんてまっぴらさ

もうみんな等しく手を繋ごうよ

よーいどんで

駆け出そう

フライングはもちろん反則

やっぱりあたいがびりだ

それを隠したいが故に

手を繋ごうよって

言い張ったって

僕がびりっけつなのが

バレてもいいからさ

比べないとね比べないとね

君が一番だと言えないのよ

「一寸先は闇だ」と

人は言うけれど

一寸くらいが見えるなら

そのぶん進んじゃえばいいんじゃない?

そうやってどっか目指してりゃきっと

いつかどこかに着くだろうさ

んなこと言っても言うは易し

行うは難し

俺の意志は柔いし

怖くなって俯いて歩いてたら

あなたとぶつかった

ってことにしといてよ

今日のところはそれで許してよ

信じたいものだけを信じさせて

いつだって世界は

僕になんだかちょっと意地悪で

いつだって未来は

僕を通せんぼばっかしてんだ

いつだって期待は

裏切られないようにしないよう

いつだって僕はさ

中途半端に全て終わるんだ

あきらめがちな少年は

あきらめることを

あきらめた

  • 作詞

    横山大朗

  • 作曲

    横山大朗

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