歌詞

ここからスタート

なんて事はできないや

もう数十年前はじまった人生

とある名言のように

いつからでも１から

はじめられるなんて

そんな都合よくいくわけない

気持ち切り替え歩き出したって

振り返ると後悔と妥協という涙色の鎖が

足に絡み引きずっている

ほら重いだろ

どう生きればいい？　悩みながら進め

答え出りゃ最期に向かうだけになってしまうだろ

散々 悩み散らかし　たどり着いたその丘で

いつか生きた理由 答え合わせしよう

あの子はあんな仕事して

あいつは家を建て

平凡な家庭におさまった

笑いながら酒を飲み

そんなら他の酒の席で

僕はなんて言われる？

卒業アルバムと照らし合わされた

僕は世間（キミ）から一体どう見えてるの？

聞きたくもない

どこにでもいる　人間になりたくなくて

でも誰だってそうやって平凡を嫌う

名無し 登場人物A そうきっと彼だって

涙色流し坂を登る途中

あいつはまた恋に悩み 呑気でいいよな

こちとら

生きる理由(ワケ)を探してるのに

でもホントの

恋に触れた時

悩みに大小ない事知った

だからどんな悩みだって

『そんなこと』なんて言わない僕でいたい

ほら

ここからスタート

なんてことできないなら

全て抱えて進むこと受け入れてくよ

いつか 鎖を引きずり坂の上の丘で

涙色を指差し笑い合おう

絡んだ鎖は切れやしないけれど

その鎖だって人の魅力なのかもしれない

あの日の君の消えそうな

寂しい横顔が素敵だと思ったのも事実だから