Lyric

着飾った部屋と夢のかけら

足の踏み場もない状態で

渇き割れたベールから覗いてるのは

微かに揺れる常夜灯

ホントにしたかったコトは 投げっぱなしな

ただ広がる妄想や手軽な悦じゃなくて

忘れていた衝動の最初の方だ

選んだのは自分自身でしょ

あのステージで歌っていた

大好きなアーティストの曲を

反芻して 何度も 繰り返し聴いては

臆病な部屋のドアを叩く

歌い出せ 孤独の牙

殻を破り 跳ぶのさ

相容れない 妄想と自我

「でも」なんて 言わせないぜ

叫び出せ 本当の今

日々を超えて 輝き

嗤われても かまわないさ

このメロディと 不滅の音

痛かったことと 嬉しかったこと

誰を呼び込むこともない部屋で

ふたつ並んだ景色 気化した言葉

僅かに叫ぶ西の星

ホントにしたかった夢を投げ出した時

カラになれた身体が少し自由になって

浮いた足を再び 重力に返す

選んだこと 誰かのせいにして

あのステージでこの言葉を

誰かに捧げていた彼ら

傷付いても 何度も 繰り返し歌った

臆病な 君は地を詰る

突き抜けろ 孤高の爪

譫言まで 切り裂け

相容れない 狂騒と自我

「なぜ」なんて 言わせないぜ

燃え上がれ 内なるもの

日々を超えて 煌めき

嗤われても かまわないさ

このメロディと 不滅の音

折れてもいい 孤独の牙

君はまた立ち上がるから！

叫べ 孤独の君

殻を破り 跳ぶのさ

相容れない 妄想と自我

「だから」こそ 次の言葉！

(いつでも ここにいる 忘れない 鼓動の詩)

また会おうぜ どこかで

過ごした日々

(いつでも 歌っている 忘れない 紺碧と秋)

忘れない 忘れない 忘れない