Lyric

吐き捨てるように言葉を綴っても

満たされない

誰を描けば何を唄えばいいの？

分からないまま

無情に降った不条理の雨

頭上に浮かぶ月が照らす

この夜の中で僕は何も持たず死んでいく

夢のままで綺麗なままでいられたら

傷付かず済んだのに

「透明」で描いた空白の空だけが

僕が残したただ一つの

僕という証だから

鮮やか過ぎた　ジュブナイルに消えた

淡い期待はこの雨に

流されて色を失った

重ねた掌の重さに押し潰されて

穏やかに過ぎる時間

緩やかに朽ちた

憧れだけが置き去りのままで

降り注いだ雨の中凍えてる

「透明」で描いた空白の空だけが

僕が残したただ一つの

僕という証だから

鮮やか過ぎた　ジュブナイルに消えた

淡い期待はこの雨に

流されて色を失った

見えない未来を描き続けることに

疲れた僕を許して

何にも誰にもなれなかった僕はきっと

幼い夢に背を向け眠るのだろう

「透明」で描いた空白の空だけが

僕が残したただ一つの

僕という証だから

鮮やか過ぎた　ジュブナイルに消えた

淡い期待はこの雨に

流されて滲んで消えた