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歌詞

Sadman's parade

SAYONARA HATE TOWN

例えば孤独に喘いだ涯に。

例えば日々の安寧の為に。

例えば歪んだ欲求の先に。

例えば消えない額の傷に。

私が私に分かれる前から、

銃口は眉間を指していた。

引き金を引けないまま、

後退りを続ける兵隊、

哀れな行進。

鏡の中、輪郭を引く様に

確かめる、「此れは私」と。

存外、簡単に廻る世界の王様

足首を掴む手は、

この右手の形をしている。

偽物の私が笑っている様だった。

呼吸の音が無数に聞こえる

確かめ続けた自分自身が、

こぼれた血が、この視界が、

私のものであるなら!

分たれた

偽物が怖いままで、

痛みに

怯えて 蹲ってしまうのさ。

哀しみのグレイ、その澱みに映った

「お前は誰だ?」

暴かれた、

脈絡のないきっかけ。

痛みが、

偽物を本物に塗り替えていく。

反転する、

哀れな行進は、

呼吸を始めた。

  • 作詞

  • 作曲

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東京都吉祥寺発、「自分の為の音楽を」を信条に内向的な精神を音楽にのせて一方的に投げつける男女混成4ピースオルタナティブロックバンド、SAYONAR
A HATE TOWN初のmini album 「theater room」。リードトラック「四月」「Blindness」を含む全7曲で構成された今作はジェットコースターの様な目まぐるしい展開をみせる今のSAYONARA HATE TOWNを象徴する一枚に仕上がった。

アーティスト情報

  • SAYONARA HATE TOWN

    2019年5月始動。 「自分の為の音楽を」を信条に内向的な精神を音楽にのせて一方的に投げつける男女混成3ピースオルタナティブロックバンド。 ボーカロイド楽曲をはじめとするインターネット音楽と内向的なマインドの強いオルタナティブロックをバックボーンに、ポスト、マス、エモを踏襲した緻密な曲の上に切なくも力強いメロディを乗せた楽曲を構築している。 東京都吉祥寺を中心に活動中。 ​

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