theater roomのジャケット写真

鏡越し、僕の目に映る

伽藍堂

藍色の部屋と割れた窓

綺麗だった

触れてしまった

1人で

足りないことさえ

気づけなかった

記憶の端だけ拾う

幼い僕は、無力さを知った。

足音が 途切れないように

宛てのない、手紙を読む

蒸し暑い 夏の日のこと

腕時計は、壊れていたね

知らなかった

何もかも

まだ足りない

溶け出した記憶が

熱を放っては冷める

失いたくないものばかり

増えていく

1つ、1つ、重なって。

「忘れないでね?」

「約束。」

部屋の隅で ゆれる。

頭の中を 埋め尽くす景色は

鮮明に、

今も消えない魔法みたいだ

美しいまま刻む。

歩き続ける 僕は貴方を

追い越してしまう

さよならは 言わない。

  • 作詞

  • 作曲

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東京都吉祥寺発、「自分の為の音楽を」を信条に内向的な精神を音楽にのせて一方的に投げつける男女混成4ピースオルタナティブロックバンド、SAYONAR
A HATE TOWN初のmini album 「theater room」。リードトラック「四月」「Blindness」を含む全7曲で構成された今作はジェットコースターの様な目まぐるしい展開をみせる今のSAYONARA HATE TOWNを象徴する一枚に仕上がった。

アーティスト情報

  • SAYONARA HATE TOWN

    2019年5月始動。 「自分の為の音楽を」を信条に内向的な精神を音楽にのせて一方的に投げつける男女混成3ピースオルタナティブロックバンド。 ボーカロイド楽曲をはじめとするインターネット音楽と内向的なマインドの強いオルタナティブロックをバックボーンに、ポスト、マス、エモを踏襲した緻密な曲の上に切なくも力強いメロディを乗せた楽曲を構築している。 東京都吉祥寺を中心に活動中。 ​

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