歌詞

私は大人になれていますか？

自分を許す事はできたのでしょうか

あなたは覚えていてくれていますか？

いつも二人で話していたあの夢を

今でも誤魔化していますか？

泣きそうな顔でまた笑っているでしょうか

何かを信じられるようになりましたか？

変わらないものはあるのでしょうか

今年もあなたを思い出しています

儚い桜を見上げれば 散りゆく切なさを感じ

押し寄せる波を眺めては また涙が溢れ出し

肌寒さを感じれば 鮮やかな記憶が巡り

白い雪が手に落ちて また一人待つのでしょう

あなたは迷っていませんか？

自分を犠牲にしていないでしょうか

私は前を向いて歩いていますか？

手放す事はできたのでしょうか

今でも泣いていませんか？

人前で涙を見せないあなただから

誰かを愛せるようになりましたか？

永遠はいつか見えるのでしょうか

今でも私は探し続けています

綺麗な花を見つければ 咲き誇る強さを感じ

自由に羽ばたく鳥を見て 憧れを胸に抱き

柔らかな風が通り抜け 人の優しさが身に染みて

月が静かに瞬けば あなたを照らしてくれるでしょう

繰り返す悲しみを止められるのならば

訪れる幸せを待ち望むのであれば

孤独も弱さも全て連れ立って

私はここで歌い続けるでしょう

いつかの夢を想っては 二人の未来を描き

あの日の幻を重ねては 目の前のあなたを抱き寄せ

泡のように消えるのなら せめてその時まで隣で

私はあなたの影となり 一緒に眠りにつくでしょう