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本映像作品は、現代における「信仰の変容」と、グローバリズムという不可避な「光」への傾倒を描き出すオーディオ・ビジュアル・インスタレーションである。
画面に横たわる衰退した50の十字架は、かつての絶対的価値観や覇権の崩壊を暗示し、その傍らに佇む鳥居は、巨大な力に内包された「属国」としての日本の現在地を静かに、そしてシニカルに物語る。そこに提示されるのは、オノ・ヨーコの天井画『YES』の系譜を引く、根源的な肯定のサイン。それは抗えないシステムへの受容か、あるいは新たな次元への昇華への同意か。
中心で異様な存在感を放つ「AIジーザス」は、テクノロジーが神格化された現代社会の象徴として、人々に奇妙な救済(あるいは忘却)を提示する。楽曲『メタティオン』が放つ圧倒的なエネルギーと同調するように、すべての混沌は眩い「光」へと向かい、収束していく。我々はその光の中に真の希望を見るのか、それとも巨大なシステムへの完全な融解を見るのか。鑑賞者の感性に問いかけるプロパガンダ的アートピース。