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東海エリアからプロデューサーTopShottaOGと共にハイペースでのリリースを続ける三重県伊勢志摩のダンスホールアーティスト$MELL GOOD SHAMPOO(以下$GS)。
"the mellow"、どこかノスタルジックを感じさせられるスムースなRiddimに乗せた$GSのリリックは、ポツンと夜道を照らす街頭の明かりと、全てが寝静まり静寂を纏った深夜の町の風景が鮮明に目に浮かぶ。
真夜中に大切な人と過ごすあてもない“今“という時間、それと交差する若者から大人になっていく鬱屈とした気持ち、人生のある一定の時期に誰もが経験するであろう何とも形容し難い感情を表現している。
熱い言葉で聴く人を鼓舞する音楽もあれば、飾るでもなく淡々と目に映る景色を描写し聴く人それぞれの記憶を刺激する音楽もある。この”the mellow”は間違い無く後者。ステレオタイプなジャパニーズレゲエが得意とする前者の要素はこの曲には1ミリもない。
ダンスホールレゲエシーンにとっては明らかな異分子でありニュータイプ、$GSの真骨頂が垣間見れるタイトル通りメロディアスな一曲。
$MELL GOOD SHAMPOO 東海エリアのレゲエダンスホールの勢力図において、全く触れられることすらなかった三重県南勢地区”伊勢志摩”。その未開の地から1人のアーティストがネクストスターへと名乗りをあげる。 $MELL GOOD SHAMPOO(スメルグッドシャンプー)、一度聞いただけでは掴めないのは何もアーティストネームだけではない。その楽曲はレゲエを軸としながらも、ある時は上質なPOPSに、ある時はヘッズも頷くHIPHOPに、いかにもダンスホール映えする声とフロウでジャンルの枠組みも軽く超越する。 レゲエダンスホールのステレオタイプなフォーマットとは一線を画す個性的なファッションスタイルも特徴。有名アパレルブランドのモデルをこなすことからも、これまでのレゲエアーティスト像とはかけ離れていることは明白であろう。 10代からSOUND MANとしての活動をスタートし、アーティストへの転身、地元の仲間とのBIG CHEEZ FM(レーベル)設立を経て、今そのキャリアを新たなフェーズに押し上げるべく活動を加速させる。 ジャパニーズレゲエが再び隆盛する時、それは$MELL GOOD SHAMPOOが真のダンスホールスターになった時かもしれない。
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