いつかの道しるべ

朗らかなシンガーソングライター「塚越智朗」のアコースティックバラードであり、ラヴソング。長らく連絡を取り合えていない異性の親友を気にかけている主人公が、以前に災害などで連絡がとれなくなった時に落ち合う場所を二人の中で約束していたことを思い起こしながら愛を謳った歌。サウンドはヴォーカル、アコースティックギター、パーカッションのみのシンプルなアンサンブル。Aメロ、Bメロで語りかけ、サビで歌い上げる起伏の差の大きな曲が、さりげない詞の中に籠められたメッセージの深さと相まり、素朴、かつ、広がりの豊かな作品へと仕上がっている。