沈む足跡 重い足取り 地平に揺らめく陽炎
淡く移ろう 夕暮れは次第に
その身を闇色に広げて西を向く
砂丘を伝う 駱駝の群れが彼方に
やがて月は明かりを等しく照らす
次の街まで どれくらいだろうか
幾度歩めばあなたに会える?
乾いた風が頬を撫で 砂を噛む心を冷まして
あぁ、ざらつくこの身を追い越してゆく
藍色のキャンバス
ビロードのように
星々が煌めく夜のなか
彷徨う私には 美しく映るものほど
侘しさが増すばかり
欠けた器ではこの風景も
取りこぼしてしまう寂しさに胸を痛めて
次の街まで どれくらいだろうか
幾度歩めばあなたに会える?
乾いた風が頬を撫で 砂を噛む心を冷まして
あぁ、ざらつくこの身を追い越してゆく
- 作詞
山岡諒
- 作曲
山岡諒
山岡諒 の“砂の街”を
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