真白い寝具のうえ
夕暮れに明日を乞う
怒号が隣で響く
絵画のよう切り取られた
空に藍が滲む
やがて月明かりが差す
いつもの声が聴こえて
冷たい床に降り立つ
今宵は月が満ちて
小部屋のなかでひとり
踊る私は今日も
我を忘れただ踊る
すれ違いは刃となって
彼岸の花が咲く
未だ鮮明な感触
鮮やかな記憶が孤独、孤独を甘やかす
嘲笑うように優しく
モノクロームの視界には
陰と月光の対が
小部屋のなか私を
裁くように彩る
今宵も月が満ちた
涙も喜びもなく
踊る私は今日も
我を忘れただ踊る
- 作詞
山岡諒
- 作曲
山岡諒
山岡諒 の“月光”を
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