

まだ少し冷たい 床に足をつけて
ゆっくりと今日が 流れはじめる
鳥の声が 川のように
静けさをなぞってゆく
言葉より先に 感じていたこと
忘れずに運びたい
朝の舟に乗って 心を浮かべて
昨日の重さを そっとほどいて
かすかな光が 道しるべになる
ひとしずくの勇気を 胸に抱いて
夢の名残が カーテンを揺らす
誰にも見えない 小さな決意
ひとつひとつ 選ぶことが
私の地図になっていく
遠回りでもいい 波にまかせて
いま、ここから始めよう
朝の舟に乗って 昨日に手を振り
心の港へ 漕ぎ出してゆく
たしかな未来は まだ見えないけど
この静かな朝が それでいいって言った
風はただ すべてを受け入れて
名前もない日々に 歌をくれる
朝の舟に乗って まだ知らぬ空へ
今日という名前の 水面を渡ろう
私という舟で たったひとつの旅
希望というオールを 握りしめて
──朝の舟に乗って
──静かなまま、進んでゆこう
- 作詞者
Tukuyomi
- 作曲者
Tukuyomi
- プロデューサー
Tukuyomi
- レコーディングエンジニア
Tukuyomi
- マスタリングエンジニア
Tukuyomi
- キーボード
Tukuyomi
- ボーカル
Tukuyomi

Tukuyomi の“朝の舟に乗って”を
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朝の舟に乗って
Tukuyomi
“心をのせた舟で、静かに今日を漕ぎ出す──”
雨上がりの朝、風がそっと背中を押してくれるような
やさしくも芯のあるチル・ポップバラード。
Tukuyomiが描く、小さな旅立ちの一曲です。
アーティスト情報
Tukuyomi
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