歌詞

どこかで、出会いを知った。

涙だって乾いてしまえば

笑い合って過ごした日々を潤していく

一つだけ、分からないんだ

大切に愛し合っていく

大切に別れ去っていく

日々のこと

飾らないままでいて

春風に浮く

その花に行く

君の声を聞く

「さよなら」に泣く

どこかで、別れを知った。

涙だって乾いてしまえば

痣になって過ごした日々を蝕んでいく

一つだけ、分かるような気がするんだ

あの日々が戻らないこと

それすら美しいんだと

思えるんだ

晴れていく

春風に浮く

この空に咲く

君の声がする

春が落ちていく

「さよなら」さえも言えなかった私だ

君の声すら もう届かないんだきっと

花の声　春風に舞う

この想いもきっと

いつかはさ、何も得ずとも

色褪せる想いに美を抱くから

春風に浮く

あの花が散る

後悔ばかりじゃない

振り返ってみれば

貴方がいた

「綺麗だ」

春風に浮く

その花に行く

君の声を聞く

また晴れていく

「さよなら」さえも言えなかった

君の声すらも聞こえないんだ

桜は咲かずとも

目に散らす春の色

また、出会いを知る。