肌にまとわりつく夏
電線に絡みつく月
バス停、国道の風
歩道橋を上れば
少しだけ世界を見下ろせるような
理科室の黒い机
鉛色の落書きで主張しようとしていた
誰かの視線を気にしながら
疲れたから今日は全部
エスカレーターにしよっかな
疲れてたどり着く
君の部屋は蒸し暑い
君はまだ帰っていない
勝ちたいと思いながら
糠に釘をさす日々を
あといくら繰り返せば
誰かの目に釘をさせるの
横断歩道
黒髪揺らして走り渡る少女たち
制服にくくりつけられても
なお眩しい生命の躍動
理科室の黒い机
鉛色の落書きで主張しようとしていた
誰かの視線を気にしながら
勝ちたいと思いながら
糠に釘をさす日々を
あといくら繰り返せば
誰かの目に釘をさせるの
誰かの心を撃ち抜けるの
- 作詞
小倉理江
- 作曲
小倉理江
エリカ の“釘付け”を
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恋人との別れを歌った、冬のミディアムナンバー。ギターロックバラード。ボーカルの声質は力強くストレートで悲しさ切なさがある。曲の主人公は夢を追いかける男性。
アーティスト情報
エリカ
エリカ。2016年結成、大阪発4ピースワンルームギターロックバンド。耳に残るメロディーと、心を静かに見つめた歌詞を持ち味とする。 小さなワンルームで事足りるような、小さな存在である人間。そんな人間の心に広がる小宇宙を力強いバンドサウンドで奏でる。 2018年8月、マンモスターBANDオーディションにて応募総数970組の中から最終5組に選ばれ、その楽曲を審査委員長・寺岡呼人氏(JUN SKY Walker(S))に絶賛される。
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