Rakka Front Cover

Lyric

Rakka

Azuki Saotome

想い焦がせ

匂いたたせ

摘み取って 結わえ付け 飾りたて

艶も彩もたかく笑いかけ

それでもまだ足りなければ

そっと触れて その指 唇へ

ないしょの話だと囁いて

それでも飢え足りないと

枕には花ひとつ

手向け 餞と洒落こんで

夜が明けることはないと――

ああ

何も 何もを欲しがって

けれどもけして満たせぬままで

ひとたび願うなら

奪い尽せと声がする

お前様のすべて貪るようにさえ

何を絡め取る

その花は

ふらり 沈み込んだ くらがりに

鈴の音ひとつだけ残しては

今宵も誰かの褥に

さあさ 明けぬ夜の 先駆けに

なぞるこの躯の何処にでも

証を遺されるでしょう

今生の別れとて

撓垂れかかるその仕草で

夜のあわいに咲かせて――

ああ

誰も 誰もが欲しがって

けれどもけして癒せぬ渇き

手繰り寄せおとがいに

何も知らぬ顔をさせて

それでも今宵にはあなたが旦那様

呪えよ 底無しの闇

奈落に咲く花を抱け

まだ足りない

けして満たされない

何もかもが食ベ足りない

いつしか願ったろう

すべてはお前のものだと

それなら願うまま喰い尽くすまで

空か 殻か 絡花 落果から空 からか? 空か? 絡花 落果 からから……

  • Lyricist

    RD-Sounds

  • Composer

    RD-Sounds

  • Mixing Engineer

    RD-Sounds

  • Mastering Engineer

    RD-Sounds

  • Vocals

    Azuki Saotome

Rakka Front Cover

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    Rakka

    Azuki Saotome

VTuber/Vsinger Saotome Azuki's 4th original song "Rakka"
The unfulfilled feelings that consume everything are dry and...
A new side of Japanese rock that will draw you in

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