歌詞

静かな夜にそっと問いかける

あの日の僕はどこへ行ったのか

駆け出した夢はどこで途切れた？

時間（とき）の波に流されて消えたのか

擦り切れたノートの片隅に

まだ光る言葉が眠っている

遠すぎる明日を追いかけながら

いつしか今日を見失っていた

でも心の奥の炎は消えない

今も確かに揺らめいている

諦めきれないなら まだ走れるさ

過去の自分が背を押してくれる

交差点の向こうで笑う少年

あれは きっと昔の僕だろう

「大人になったら叶えられる」

そんな言葉 いつか忘れてた

時計の針に急かされながら

夢のカケラをこぼしてきたけど

でも心の奥の炎は消えない

今も確かに揺らめいている

諦めきれないなら まだ走れるさ

過去の自分が背を押してくれる

遅すぎるなんて 誰が決めたんだ

胸の鼓動が答えを知ってる

忘れたはずの景色をたどれば

ほら、あの日の自分が手を伸ばす

涙の跡も 迷いもすべて

この道の証になるから

諦めない限り 夢は生きてる

追いかける限り 道は続く

走り続ける 追憶のランナー

この手で掴む 未来がある

遠い昔の僕が見てるから

胸を張って 進めばいいんだ

静かな夜にそっと問いかける

「まだ夢を見てるか？」