何億光年ある一瞬
そうね出会いが別れを呼ぶそうで
分け合う時間は限られてる
身近な人すら居なくなるのです
始まる場所人それぞれあって
会話を介して互いを知る
偶然の出会い奇跡と呼んで
日付跨く前あなたを知る
25になって夢追ってる それを
「素敵ね」と頷く目は真剣で
フレンドとloverじゃ全然違う
思いが溢れたスタートライン
この旅の行方とても不透明
夢の共有は安定の向こうで
抱える度重くなる足取りに
差し伸べる手を涙すり抜ける
歌の収入はゼロに近いから
結婚なんて言葉も出ない
恋人以上で時が止まって
糸が解けた先怖くなった
100から始まる恋愛よりも
10から積み上げる恋がしたい
ひらひら舞い遠ざかった花が
しんみり切ないね
暖かい土曜の昼下がり
細長いあなたの手を握り
オチのない話がちょうどいい
無邪気なあなたを見る私
惹かれ合う夢のラブストーリー
気付けば2人は恋に落ち
行き場を失った日常に
暗闇照らした夏花火
いつか物語は切なさを残して
ゆらゆら陽炎みたく空間に留まる
互いが居なくなっても全て終わる訳じゃない
花火だって咲いた後に煙が舞うように
いつか物語は切なさを残して
ゆらゆら陽炎みたく空間に留まる
互いが居なくなっても全て終わる訳じゃない
花火だって咲いた後に煙が舞っているでしょ?
雲が流れ日が落ちる夕暮れの公園
ひつじ雲に覆われていた丸い月が現れ
2人分の景色がいっぱいに広がっては
時の流れ止まったような感覚になってた
Tシャツで隠した顔は照れ隠しだったけど
誤魔化してみては2人空を眺めたんだ
忙しない時間ノートに浮き上がった文字が
1verseの中でそっと輝きを増した
”天才負かすための継続を見せたい”
「酔っぱらって呂律回ってないのに大丈夫?」
「本当馬鹿だね」
言われ慣れたぜ
感情揺さぶる言葉ナチュラルで
別れ際の改札はなんでいつも切ない
電車降りた後の帰り道は一人別世界
その日感じた温もりが顔色を彩る
昨日と違う一日が明日の朝を遠ざける
そのワンシーンとても眩しい
そのワンシーンとても眩しい
そこにしかないそのワンシーンが
とても眩しくて
風で乱れた前髪
上がった花火横目に
困った顔すら愛しい
その一瞬とても眩しくて
暖かい土曜の昼下がり
細長いあなたの手を握り
オチのない話がちょうどいい
無邪気なあなたを見る私
惹かれ合う夢のラブストーリー
気付けば2人は恋に落ち
行き場を失った日常に
暗闇照らした夏花火
繰り返し
- Lyricist
Yoel Signal
- Composer
Yoel Signal
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HANABI
Yoel Signal
HANABIが上がらないコロナ禍の時期に創作した一曲。
暗闇を彷徨う私を照らしてくれたのはあなただけでした。
あの時のワンシーンは戻ってこないけれど
確かに温かくて眩しいワンシーンでした。
Artist Profile
Yoel Signal
千葉県市川市南行育ちのMC 神奈川を中心に活動しているラッパー。 暖かい色と暗い色を 不器用に使い分ける。 現実と理想の狭間を 行ったり来たりする旅人。 真っ白な肩書きを埋める為 牛歩のごとく進んでいる。 作品の見頃はもう少し時間を経てから。 岩陰からタイミングを見計らう繊細な凡人。 「言葉一つ一つが何を意味するのか」を問い続けることに美学を感じ ラップとメロディーを重ね合わせ融合した新たなジャンルを手がける。
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