同じ夜を、生きているのジャケット写真

歌詞

同じ夜を、生きている

しゅか / Room no.38

蛍光灯の下 カーテンも閉めたまま

息を殺して泣いた 午前2時

誰にも見せられない顔で

毛布の中に 心を隠していた

生きてるって なんだっけ

世界がわたしを 見放した夜

あの人は いつも疲れた表情で帰ってきてた

月曜日の朝は 毎週 顔が暗かった

「大丈夫」って笑ってたけど

その笑顔は どこか遠くにあった

名前を呼ばれることも 減っていって

わたしは気づいてた

それでも なにもできなかった

画面越しに 毎晩言葉を交わしてた、あのひと

本名も知らないまま 君を信じていた

どこに住んでるのかも 知らないけれど

君の「おやすみ」が わたしを救ってたんだ

顔を見たことなんてなくても

涙の色だけは ちゃんと分かったよ

テレビの向こうで 見えるたくさんの痛みを抱える人たち

砲撃の音が響いていた

粉塵にまみれた瓦礫の中を 小さな背中が歩いてた

ちぎれたぬいぐるみを…

胸にしがみついて

「ママ」って 何度も呼びながら 足をとめなかった

避難所の壁にあたる爆風の振動が

なぜか わたしの胸の奥で響いてた

リモコンを置いた手が 震えて

画面の中の涙が わたしの心を濡らしていった

君の鼓動が 涙を流したら

胸に手を置いて わたしのことを思い出して

光を探さなくても 夜のままでいい

それでも わたしたちは ここにいる

朝が怖くても

夜に焦がれても

同じ毎日の繰り返しでも

それで 大丈夫だよ

そうしながら、みんな生きているから

世界中の鼓動が 君を抱きしめてる

名前のない痛みも ここにあっていい

声にならなくても 届かなくても

わたしたちは まだ ここにいる

同じ空の下

同じ夜を生きているよ

  • 作詞者

    しゅか / Room no.38

  • 作曲者

    しゅか / Room no.38

  • プロデューサー

    しゅか / Room no.38

  • ギター

    しゅか / Room no.38

  • ベースギター

    しゅか / Room no.38

  • ドラム

    しゅか / Room no.38

  • キーボード

    しゅか / Room no.38

  • シンセサイザー

    しゅか / Room no.38

  • ピアノ

    しゅか / Room no.38

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