歌詞

奇をてらいすぎる

あの掠れた声に怯える

既に死んだ私は

不愉快にこぼれる

胸焼けがする

過剰な自傷を踊らせて

ガラクタを装う

おかしな風習

その悲しみとその苦しみと

ああ着飾り、着飾って

ただ利かすことだけじゃ気が済まず

恣にニヒルを並べてる

耳障りだよ

その悲劇性

拗らせたメロして

気色悪いドラマそば立て

君はとても楽しそうだ

歪んだオリジナリティ

安売劣等感

それに染まれば

それが全てで

解せない私の頭上には

赤い月が輝いてる

奇をてらいすぎる

過度な電子音に震える

既に死んだ私は

不愉快にこぼれる

胸焼けがする

意味深に標識浮かべて

切り傷を真似る

おかしな風習

その寂しさとその狂気さと

ああ着飾り、着飾って

ただ利かすことだけじゃ気が済まず

インスタントな洒落気をまくしたてる

耳障りだよ

その自虐性

寒気で白湯が湧く

ピエロみたいな軽いノリでさ

君はとても楽しそうだ

臭い文字芝居

眉唾オーセンティシティ

それに馴染むと

それが全てで

解せない私の頭上には

赤い月が輝いてる

あとを追う群衆を横目に見る

通った後は生臭く湿っぽい

なにかに憑かれてるの？

私わかんない

金切り声

張り上げれど

重みはなし

聴き応えもなし

なにかに憑かれてるのか

私には全くわからない

その悲しみとその苦しみと

ああ着飾り、着飾って

ただ利かすことだけじゃ気が済まず

恣にニヒルを並べてる

耳障りだよ

その狂気性

拗らせたリフして

ピエロみたいな軽いノリでさ

君はとても楽しそうだ

歪んだオリジナリティ

安売劣等感

それに染まれば

それが全てで

解せない私の頭上には

赤い月が輝いてる