WSIV: Lost in Novemberのジャケット写真

歌詞

Novemberland (feat. BUGS)

maco marets

少し薄着だったことに気づく

頬に触れる風 季節は老い急ぐ

こごえる指を合わせる

イマジナリー・ビーチ

跡形もなく去った夏を思い返す

センタク出来ぬままに 錆を纏い

赤茶けた枯葉色の言葉 ふみしだいて

遠い 遠い 雲の切れ間なんて

青く水くさい場所に放る

My  mindそこにいるかい

まだ  光っているのやろか

それは自ら 水と書いたかたち 

描くことも出来ぬ はっとこぼれた

ぱち ぱちとまたたく間に

はじける 声も届かない

ときのあわい 昼と夜のあわいだ

眠る あなたの かすかにふるう

長いまつ毛 きっと 先へと

走る電気 信号 音にならぬ

叫び抱いて ぼくはひとり

嘔吐くりかえし ここで膝を折るよ

Novemberland, ハレルヤ

そして喉の痛みとめざめ とても

おそろしい夢をみていたようで

ずれた毛布 引き寄せる

わずかに残る温みたしかめ

息をそっと 吐いて  Hey

しんしんと耳の奥で骨が鳴ってる

朝の訪れ  めくられるページ

気づきゃここはNovember です  

冷たい心臓 から伝令

「ひらいてくれよ メッセージ 」

連絡される 陰 に結びついた

肌 その滑らかさにほだされ

束の間の期待をはんで  笑んだ

ぼくに 満たされる はずもない

いつも裏返したままのポッケ

溢れる薄明 そこにひとときの

感慨をにじませ ふと父と同じ場所に

生えてきた白い髪の毛に触れる

たぶん戸惑いじゃなくて

肺の奥でそれは鳴いてる

Novemberland, ハレルヤ

少し薄着だったことに気づく

頬に触れる風 季節は老い急ぐ

こごえる指を合わせる

イマジナリー・ビーチ

跡形もなく去った夏を思い返す

センタク出来ぬままに 錆を纏い

赤茶けた枯葉色の言葉 ふみしだいて

遠い 遠い 雲の切れ間なんて

青く水くさい場所に放る

My  mindそこにいるかい

  • 作詞

    maco marets

  • 作曲

    BUGS, maco marets

WSIV: Lost in Novemberのジャケット写真

maco marets の“Novemberland (feat. BUGS)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

ミニマル&スムースなサウンドとささやくような歌唱で「ベッドルーム・ヒップホップ」と評される独自のスタイルを提示し続けてきたラッパー・maco marets。今回リリースの『WSIV: Lost in November』は、昨年発表された『Waterslide III』(A.G.O、TOSHIKI HAYASHI(%C)、浮ら参加)に連なる「直接の続編」であり、2016年のデビューから通算5作目となるアルバムです。

前作でもその手腕をふるったTiMT (PEARL CENTER / Mime)、宮田泰輔(メロウ・イエロー・バナナムーン / South Penguin)にくわえて、BUGS (週末CITY PLAY BOYZ)、さとうもか、Shin Sakiura、ggoyle、Maika Loubtéらが新たに参加。時代の閉塞感をとらえたサウンドに、ちいさく火を灯すような……静かな詩情のひびく作品となっています。

過去プレイリストイン

Novemberland

Apple Music • ヒップホップ ジャパン • 2021年3月12日

アーティスト情報

Woodlands Circle

"