Love Letter (Digital Blue Sunset)のジャケット写真

「i」

誰にも言えずに 部屋の片隅で カセットテープに唄った日

自分を騙して 周りに合わせて 未来の景色を殺した日

生きていく意味に 理由をつけては 言い訳ばっかり

消えないこの声を追いかけた

足りない足音に溺れたまま

消せないこの声で掻いたうた

消せないこの声が 愛のうた

独りが怖くて 瞳が怖くて 自分の意見を曲げた日

愛する強さを バカにしてみたり 愛されることを嫌った日

言葉の端っこに 点をつけては 迷ってばっかり

消えないこの声を追いかけた

足りない足音に溺れたまま

消せないこの声で掻いたうた

消せないこの声が 哀のうた

あの日帰り道かけた歌

僕の醜さに泣けてきた

明日へ続く道 途切れたビル

軋む口元にこぼれたんだ

消えないこの声を追いかけた

足りない毎日に溺れたまま

消せないこの声が i ならば

これが紛れもなく i のうた

誰にも言えずに 部屋の片隅で カセットテープに唄った日

  • 作詞

    齋藤知輝

  • 作曲

    齋藤知輝

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ストリーミング / ダウンロード

  • 1

    五月雨

    Academic BANANA

  • 2

    ドレスコード

    Academic BANANA

  • 3

    青いラブレター

    Academic BANANA

  • 4

    夕暮れに染まった手紙

    Academic BANANA

  • 5

    Moon Rain

    Academic BANANA

  • 6

    GIRI GIRI

    Academic BANANA

  • 7

    この街で...

    Academic BANANA

  • 8

    Winker

    Academic BANANA

  • 9

    Summer Tuner (feat. 林直次郎)

    Academic BANANA

  • 10

    君の街まで

    Academic BANANA

  • ⚫︎

    i

    Academic BANANA

前作「SEASON」から約1年ぶりとなる2nd Full Album。
フォークや歌謡曲に強い影響を受けた齋藤知輝が生み出すメロディセンスを、ジャズやファンク、クラシックなど様々な要素の音楽を吸収し付着させた萩原健太のアレンジがより新しいJ-POP=ネオ歌謡曲へ進化させた。
男性目線、女性目線と異なる視点を描く詩たちは、情緒的かつ中性的な声を持つ齋藤知輝が唄うからこそ深く突き刺さる。

昭和歌謡を彷彿とさせるメロディにエッジの効いた攻撃的なリード曲「五月雨」。80~90’sサウンドが染み込んだ「ドレスコード」。ダメな男”らしさ”を描く「青いラブレター」。そして、その”らしさ”に”ありがとう”と言いつつも一歩踏み出そうとする「夕暮れに染まった手紙」。”二度とない季節” “繰り返す季節”と前作と地続きの日常であることをふと思い出してしまう「Moon Rain」。タイトルを「Love Letter」としつつも自身をより曝け出すことを選んだ「GIRI GIRI」「この街で…」「i」。恋愛模様を車の運転に例えた「Winker」。ゲストボーカルに平川地一丁目・林直次郎を迎え制作した爽やかなサマーチューン「Summer Tuner」。齋藤知輝が20歳の頃に書き下ろしたという地元広島の可部線をモチーフにした「君の街まで」。

決して正しさでは測れない。より感情的な部分に寄り添い真摯に向き合うAcademic BANANAだからこそ生み出せるどこか哀しさを纏ったラブソング集。

アーティスト情報

THUNDERBOLT RECORDS

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