歌詞

満員電車　窓に映る

知らない顔に埋もれてく

笑ってるのに　心だけ

どこか遠くを見てる

誰かの正解に合わせて

今日も無難に息をする

だけど胸の奥でずっと

針のような違和感が刺さる

僕はまだ　何者でもなくて

この街に　溶けきれないまま

足早に過ぎる　人波の中で

立ち止まる理由を探してる

名前のない願いを抱きしめて

どこへでも続く　道を歩く

コンビニの灯りに照らされ

ため息まじり　夜を越える

SNSの笑顔の奥に

誰も触れない孤独がある

言葉にできない想いほど

消えない傷のように残る

でも見えない痛み抱えて

僕ら生きている

僕はまだ　何者でもなくて

未来図さえ　描けないまま

ありふれた景色の隙間に

消えそうな声を探してる

名前のない願いを抱きしめて

どこへでも続く　道を歩く

もしも世界が　答えをくれなくても

胸の鼓動が　導いてくれる

この孤独も　この違和感も

僕を示す　サインだから

僕はもう　何者かじゃなくて

ここにいることを叫びたい

足早に過ぎる　人波の中で

確かな自分を　刻んでいく

名前のない願いを抱きしめて

明日へと続く　道を歩く