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歌詞

透明な沈黙

居留守かりん

澄んだ空と朝の匂いを風が運ぶ

あの日のこと 忘れられないままで今日も

忘れたふりして やってきた 僕の声が

いつか君の 記憶に残れたなら なんて

今日が終われば

知らない時と同じように 眠れるのに

片道80分のひとり旅終えて

もしも いつか向き合える時が来たのなら

きっと最期まで

ひとことの約束だけで 叶えられる

抱き合って空を飛んだことも

憶えているのは夢の話だけ

誰の声も聞こえない

記憶にも残らない

めざめたら全部が透明になった

声を出すたびに貼るテープ

いつの間にかぐるぐるで聴こえない

僕たちを つくるためのピースなら

いつまでも 隣同士がみつからない

どうして

もう誰も僕のこと 知らないのに

いままでの全部 夢に 消えてしまえ

抱き合って空を飛んだことも

憶えているのは夢の話だけ

誰の声も聞こえない

記憶にも残らない

めざめたら全部が透明になった

声を出すために剥ぐテープ

せめて君だけに聴こえてくれたら

僕たちを つくるためのピースは

隣り合わせになるように

形づくられてゆくのさ

  • 作詞

    居留守かりん

  • 作曲

    ヤギシロ

  • プロデューサー

    居留守かりん

  • レコーディングエンジニア

    居留守かりん

  • ミキシングエンジニア

    ヤギシロ

  • マスタリングエンジニア

    ヤギシロ

  • グラフィックデザイン

    居留守かりん

  • ベースギター

    ヤギシロ

  • ボーカル

    居留守かりん

  • バックグラウンドボーカル

    居留守かりん

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2024年にソロ活動を開始した居留守かりんのミニアルバム『automatos』
これまでシングルとしてリリースされた『なんて不完全な、』『透明な沈黙』『猫とバナナ』のほかにも、ポップでキャッチーな最新曲『No more!Wonderland』、ダークな世界観の『TPIR MISS YOU』、2017年バンド時代に制作されたこのアルバムのリード曲『おやすみけるべろす』など計6曲が収録されている。

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