

描いたその一欠片たりとも
僕は描けない
何をしているのかも途中で
宙に舞う
さらば幼い日々の夢たち
疑いもせずに笑ってたよ
その身に余る画稿
燻っているままで
形を変えながら
忘れてもまだ
夢というただの
落描きの上に
繋いできた日々全てで
描いてきた
どんな屈辱も瞼の裏で全て食べて
白昼夢みたいに今流れている
まだ諦めきれないのは何故だ
時を統べる1つの星が
追いかけた箒星は
目も開けられない程の光
歩いたその視界の文字が
見えづらくなってきた
小さなホコリも見えなくなっていた
あの日の気持ちとか全然
分からなくなってきた
涙の理由だけが残っていた
断片的なものしかない
仕方なくそれだけは大事に
別に困ることなく生きてきたのなら
それだけでよかった
その先に今
生まれたことをどれほど恨んだだろう
にも拘わらず幸せを望んだんだろう
ほら大事な思い出も形を失ってボケて
星空のように光っているから
どんな日々も全て僕のものだ
それでもさ
誰にも見せない涙
その在処をずっと
頬に描いて残している
手当たり次第で
埋め尽くした消えないように
手探りで掴んで
離さなかった日々の繋目
ずっと変わらないままだった
それでも切り取っていくんだ
瞬く光瞬く度に
ずっと増え続けて止まない
夢というただの
落描きの上に
繋いできた日々全てで
描いていく
どんな屈辱も瞼の裏で全て食べて
頑張って連れて行くから見てて
まだ諦めきれないのは何故だ
時を統べる1つの星が
描き出す箒星は
目も開けられない程の光だ
それでも目を開けた
- 作詞者
尾﨑文音
- 作曲者
尾﨑文音
- レコーディングエンジニア
尾﨑文音
- ミキシングエンジニア
尾﨑文音
- マスタリングエンジニア
尾﨑文音
- グラフィックデザイン
尾﨑文音
- ギター
尾﨑文音
- ボーカル
尾﨑文音

尾﨑文音 の“COLLAGE”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード