

自分で作り上げた世界なのに、
僕が留守にしてたらしょうがないし。
間違った蝶々結びならとけないよ。
想像力の外側から、
落ちてきた君はなんていうの?
連れ立って世界へ滑りだす、
僕らのアントルヌー。
闇の中にでも音はあるからさ。
光れない僕だけど、
ずっと鳴るように出来てるよ。
君に出会ってからは、
景色が全部変わったんだ。
ほら、見て!
こんな風に。
望まない銃弾を握らされて、
撃たない選択肢を採り続ける。
古傷も見慣れたならこっちのもの。
好きなものばかりを積み込んで、
尚余るバンドワゴンで行く。
僕が書く曲や言葉たちは、
味つきの食用花。
見送り続けた、数え切れないほどの
最終回。再放送。人新世。
流せる涙を、全部使った後の
答えがありふれていたら、
嗤われる気がするんだ。
人並みに人と違っていた。
夢ばかり見てて醒めなかった。
優しさが何かわからなくて、
傷つけないよう牙を折った。
みんな居ない街に書き換えて、
寂しくなる訳がないからさ。
写真でも撮りに行きたいけど、
君はそんなこと望まないな。
気づけばお互い趾で歩く。
小さくなる足跡は、
誰も追いかけてこないんだ。
生きていたくなくたって、
今死んでいないのなら、
それだけでいいからさ。
間違った蝶々結びならとけないよ。
想像力の外側から、
落ちてきた僕を好きに呼んで。
見つからないなら作るだけ。
僕らのユートピア。
- 作詞者
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- 作曲者
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- プロデューサー
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- ギター
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- シンセサイザー
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