Lyric

駅から二人で歩いた

あの道が好きだった

歩道橋から見える

並木道が好きだった

高速を走る車の

音がうるさかった部屋

電車と二人の未来が

見えた小さな部屋

映画を観ても

すぐに飽きてしまう僕を

呆れた顔で笑っていたね

二人で居ても

すぐに寝てしまう君の横で

ギターを弾いていたんだ

最後はハッピーエンドの映画を

観てたっけな

今でもまだ覚えてるのは

部屋で焚いてたアロマの匂い

エンドロールで君は

泣いていたね

僕は君の髪をただ見ていた

2倍になった部屋にポツリ

残された人形が

こっちを見ていた

最後はハッピーエンドの映画を

観てたっけな

今でもまだ覚えてるのは

部屋で焚いてたアロマの匂い

エンドロールで君は

泣いていたね

僕は君の髪をただ見ていたんだ

映画のようにはいかなかったこと

君に教えてもらったこと

空を見れば

あの道を歩けば

君を思い出してしまうんだ

君を思い出してしまうんだ