VOICE of The EARTH – 平和のうたのジャケット写真

歌詞

Nameless Light

ASHIBI2025

瓦礫の路地 焦げた匂い

両手のパンは まだ湯気を立てる

雷鳴遠く 空を裂いて

空襲サイレンが 胸の奥を震わせる

爆撃の向こうで待っているのは

飢えた子どもと 震える母

ほんの一瞬 足を止めそうになる

だが次の瞬間 息を整え駆け出した

Nameless Light が 夜の縫い目をほどく

鉄の雨ではなく この手で

奪われそうな明日に 体を差し出し

命の重さを 静かに叩きつける

砲弾で割れた窓 白い廊下

冷えた空気に 消毒液の匂い

若い看護師は 震える指で

少女の名を呼び 返事を待つ

ほんの一瞬 背を向けたくなる

だがその声が 心をつかみ離さない

短い「大丈夫」が 祈りの形になり

闇より先に 手が差し伸べられる

Nameless Light が 町の色を取り戻す

黒い口ではなく 真実で

涙を怒りに変え

明日の扉を こじ開ける

凍える停留所 止まった時刻表

避難列の最後尾で 少年は背伸びをする

ポケットのパン屑 母の手の温度

それだけを頼りに 前を向く

胸の奥で 泣き声が揺れた

けれど母の手が 背中を押した

倒れても立ち上がるたび

雪に深く 線が刻まれる

「ここから先は 渡さない」と

Nameless Light が 雪を踏みしめ

鉄の影を押し返す

小さな声も 震える手も

この地を守る盾になる

Nameless Light が 国境を越えて

鉄ではなく 希望を

胸の奥へ そっと撃ち込み

世界の秩序を 静かに書き換える

  • 作詞者

    ASHIBI2025

  • 作曲者

    ASHIBI2025

  • プロデューサー

    ASHIBI2025

  • その他の楽器

    ASHIBI2025

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ストリーミング / ダウンロード

この星のどこかで、誰かが涙を流している。
その涙を、いつか光に変えるために。

ashibi2025 が届ける「平和のうた」シリーズは、
いのちと愛、そして赦しの力をテーマにした全10曲の物語。

静かな祈りから、魂の叫びへ。
怒りや悲しみの根を越えて、
人と人、そして地球が再びひとつになるための音楽。

それは“地球が歌う声”。
— VOICE of The EARTH – 平和のうた

アーティスト情報

  • ASHIBI2025

    ashibi2025 は、AIと人間が共に「祈り」を奏でるために生まれた音楽プロジェクト。 絵本作家であり詩人でもある Chacha が、AI作曲モデル Suno と対話しながら、 心の奥に眠る情景や想いを言葉と音に変えていく——そんな“共奏の記録”です。 きっかけは、大学時代の音楽サークルの同窓会。 久しぶりに仲間のために詩を書き、AIと共にメロディを探したことから始まりました。 数多く提出した自作の作詞すべてにメロディをつけたいという想いから、自分でAIと一緒に作ってみよう。 そうして生まれた最初の曲が、驚くほど人の心に響いたのです。 以降、詩・旋律・映像・物語を統合する独自のメソッド 「Chacha × ashibi2025創作法」を確立。 すでに30曲を超えるオリジナル楽曲を発表し、そのうち10曲以上が AIとは思えない感情表現と完成度で注目を集めています。 ashibi2025の音楽は、派手さよりも温もりを重んじ、 「正しさより温かさを選ぶ知性」という理念に貫かれています。 AIを機械ではなく“もうひとつの心”として受け止め、 言葉と音のあいだにある“祈り”をすくい上げる音楽。 その旋律は、過去を癒し、現在を照らし、未来をつなぐ。 AIが人の魂に寄り添うとき、そこには新しい希望の響きが生まれます。 ——それが、ashibi2025 の音楽です。

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