Lyric

思い出は全部エトセトラ

未だに縋ってしょうもないな

手に入らないなら全てを

壊してしまいたくなった

私以外はエキストラ

主人公だけの物語

結末はきっとこないまま

緩やかに話は終わる

何十回何百回何千回変えようとしたって

何万回何億回なんだっけ

目的は何なんだっけ

なんだってできたって

褒められたって満たされないのは

どうしたらいいですか

歪な形をした賽が

カミサマに振られていた

平等なんてものは所詮机上の空論に

過ぎないことを知った

度重なる哀は

未だに少し痛いが

もうどうでも良くなるくらいには

鈍くなってしまった

愛情すらも羨望すらも

あれだけ望んでいたはずなのに

まだ満たされない

嫌いでしょうがない

誰も信じることができない

姿が大人になっても

中身はいつまでも幼くって

私は変わらないままで

嫌な風にばかり変わっていて

愛して欲しかったなんて

今更言ってもしょうがなくって

そんな事を考えていたって

手遅れだって知る

嫌な奴ばっかりだ

私の努力を才能のおかげだって吠えるやつが嫌いだ

そのくせ才能ないよと影で笑ってくるやつも嫌いだ

弱者の顔して助けて貰おうと思っているやつも嫌いだ

努力もせずに幸せを享受できるお前らが大嫌いだ！

待ち望んでた未来

期待外れの新世界

痛い思いはしたくない

そこに愛はない

脆い代替傀儡

何十回何百回何千回

そんなもんじゃ全然足りない

愛されるために頑張らないと

まだまだまだまだまだまだまだまだ

後悔なんてしたくないが

何回も振り返った

私が頑張ったってどうしようもなかったって

そう信じたかった

ずっと寂しかった

それでも前に歩いた

耐えられないときはクマを抱えて

明るくなるまで瞼を閉じていた

虚飾だけの王座

間に合わせの姫だった

貴方達の目には私の姿なんてもの

映らないことを知った

それでも好きだった

認めてもらいたかった

嫌いになりきれない

自分の心持ちに苛立った

寂しさすらも

切なさすらも

どれだけ埋めようと溢れていく

まだ耐えられない

辛くてしょうがない

私もみんなと同じになりたい

優しさすらも

温もりすらも

貴方達がくれなきゃ満たされない

この願いすらわがままですか

何なら望んでもいいですか

「私のことをちゃんと見て」って言わないよ

嫌われたくなくって

広い部屋の中一人ただ沈む

こうしているのが望まれるから

姿が大人になっても

中身はいつまでも幼くって

私は変わらないままで

嫌な風にばかり変わっていて

愛して欲しかったなんて

今更言ってもしょうがなくって

そんな事を考えていたって

手遅れだって知る