少しべたつく潮の香りが
鼻を掠めたこの昼下がり
唾を吐いた
あの日あの時何ができたか
後悔ばかり 人生の行きがけ
聞こえた声
足先で砂に書いた文字
溶けた氷菓子
衝動のままに走り出したなら
もう一度
ビビッドな蒼空から降り注ぐ夏の日差し
張り付くシャツごと過去にして
ビビッドな感傷ばかり呼び起こす誰かの声
さようならは言わないよ
繋いだ手離して またね
少しざらつく波の音色が
耳を震わす午後1時過ぎ
ふと見つけた
誰かの足跡辿って自分探し
拭い切れないノスタルジー に身を任せて
貫く雲の隙間 振り払う汗の滴
ハリボテの翼も飛べるだろう
広がる僕の視界 澄み渡る蒼の世界
勇気が心意気
飛び出したらほら見上げている
自販機のサイダー
ほのかに香るシトラス
あの日のペットボトル
描く白線
ビビッドな蒼空が 照り付ける夏の日差し
張り付くシャツごと過去にして
ビビッドな感傷ばかり呼び起こす誰かの声
さようならは言わないよ
繋いだ手離して またね
- 作詞
小紫花
- 作曲
Room97
Room97 の“シトラス (feat. Izumi)”を
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