

街の灯りが滲む帰り道
隣にいるのに 遠く感じる
君は何かを言いかけて
また飲み込んでしまうんだね
「大丈夫」って微笑むたび
ほどけていく 二人の距離
手を伸ばせば届きそうで
でももう触れられない
さよならを言えないまま
交差点の赤が滲む
ぎゅっと握った手のひら
君はそっと離していく
戻れないと わかってても
「またね」なんて嘘をついた
すれ違いの夜に ひとりきり
駅のホームに響くアナウンス
いつものように 君を見送る
だけど今日は違う気がして
胸の奥が痛くなる
当たり前が消えていく
そんな予感 気づいてるのに
「好きだよ」って言えたなら
変われたのかな
さよならを言えないまま
街の灯りが遠ざかる
君の背中見つめても
もう振り向いてはくれない
わかってるよ これが最後
それでもまだ信じたくて
すれ違いの夜に 立ち尽くす
あの日の笑顔も あの言葉も
嘘じゃなかったと 言ってほしい
だけど君は 何も言わず
ただ夜に溶けていく
さよならを言えないまま
滲んだ景色が揺れる
君がいない この世界に
何を残せばいいのだろう
届かなくて 触れられなくて
それでもまだ君を想う
すれ違いの夜に ひとりきり
- 作詞者
凛音
- 作曲者
凛音
- プロデューサー
凛音
- ボーカル
凛音

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すれ違いの夜に
凛音
付き合っているのに、少しずつ遠ざかってしまう二人。
最後の帰り道、手を伸ばしたくても届かない…そんな夜を描いた曲です。
アーティスト情報
凛音
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