

動脈血がまた同じテンポで流れていく
幽体、憂うのなら もっと もっと
死んだって寄り添うのならそっと ずっと
楽観的に恨むのなら 僕はいっそもう全部投げ出して
信じる物なんて何も無いくらいに 染み込ませて
何処かの誰かでいいのなら 目の前の貴方からでいいでしょう?
息を吐くように嘘を吐く夜に 明くる朝に備えて隠すのさ
汚さないで もう寄越さないで
痛むうちに抜き去ってくれよ
見つからないように いつかなるように
拭いきれぬ濃赤が、眼球を汚す
もうやめられないようだ 君の無知が身体を蝕んでいる
取り込んでいくようだ 奪う感触の虜になっていく
幽体、啜るはアルバート。
透明になって視えなくても
三番地の墓地に没つ君の虚しさをも喰っていく
客観視してしまうなら 君はきっともう何処にも居なくて
201の合鍵だけが唯一の繋がりなら
何処かの誰かでいいのなら 目の前の僕じゃなくていいでしょう?
膨らませたって積み上げたって いつか割れるし崩れるんだ
残さないで 取り残さないで
気づかぬうちに抜き去ってくれよ
まだ叶うような気がしているようだ
拭いきれぬ痕跡が、手足をも縛る
- 作詞者
CapsLack
- 作曲者
CapsLack

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