

いつもの席が 空いた隣
思えば全部 愛だよ愛
静まり返る 冷めた食卓
思い出混じる 誰かの苦楽
湯のみを包む 朝の湯気
頬までそっと わざと受け
動かぬままの 二人分の椅子
笑った気がした つまりずっと居ず
名前を呼べば 消えない気配
湯気越しにまた 見えた異世界
少し欠けてる 白い湯のみ
思い返せば ちとしつこい
指先覚える 残った温度
まだ会えそうと ほぼ可能と
感じてみても 酷いオチ予測
今日も始まる ひとりの朝食
ふわり浮かんで 空へほどける
言葉にならない 願いを乗せて
会えない時間も 今日の続きなら
僕はもう一度 湯を注ごう
窓辺を見れば 他で固まる
昨日のままの 置かれた茶碗
季節が巡る 忘れない朝
心は今も ハズレは嫌さ
ゆらり漂う 湯気の向こう
時だけ静かに 老け込む様
勝ち見たつもりも 実は負け癖
椅子だけ残る 静かな欠席
指先動かし ほどける記憶
思い出ばかり そんで不器用
でも気休めに 日々よりかかろう
笑顔が残る 君といた場所
温かな息で 今日を飲み込む
明日へ繋がる ホントのヒント
それではまたね つって休憩
僕の上に 揺れる湯気
湯気はゆっくり 天井へ昇る
今日という頁を めくるみたいに
悲しみだけで 終わらせないと
小さな朝食が 頷いていた
会えないことが 身に出るつらさ
それでも迎える 生きてゆく朝
涙の数も 既に取るつもり
椅子には残る 空席の温もり
忘れはしない 愛の刻印
今日も静かに 立ちのぼる日々
好きだったんだ だから募る
明日も明後日も 変わらず想う
ふわり浮かんで 消えずに残る
目には映らない 優しさ抱いて
隣を空けたまま 椅子を引いても
新しい朝は ちゃんと始まる
湯気はゆっくり 空へ溶けてく
今日も暮らしは 静かに続く
- 作詞者
知花タイ
- 作曲者
知花タイ
- ミキシングエンジニア
知花タイ
- マスタリングエンジニア
知花タイ
- ボーカル
知花タイ

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知花タイ
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知花タイ
アーティスト情報
知花タイ
2007年(12歳)、沖縄の地元コミュニティで創作活動を開始。次第にインターネット上の個人サイトや2ch等に創作物のアップロードを始め、名義や拠点を転々としながら不安定な活動をしていた。30歳の年となる2025年、本名に近い“知花タイ”としてアルバム配信を開始した。
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