日本語ラップの知花タイ Vol.2のジャケット写真

歌詞

湯気

知花タイ

いつもの席が 空いた隣

思えば全部 愛だよ愛

静まり返る 冷めた食卓

思い出混じる 誰かの苦楽

湯のみを包む 朝の湯気

頬までそっと わざと受け

動かぬままの 二人分の椅子

笑った気がした つまりずっと居ず

名前を呼べば 消えない気配

湯気越しにまた 見えた異世界

少し欠けてる 白い湯のみ

思い返せば ちとしつこい

指先覚える 残った温度

まだ会えそうと ほぼ可能と

感じてみても 酷いオチ予測

今日も始まる ひとりの朝食

ふわり浮かんで 空へほどける

言葉にならない 願いを乗せて

会えない時間も 今日の続きなら

僕はもう一度 湯を注ごう

窓辺を見れば 他で固まる

昨日のままの 置かれた茶碗

季節が巡る 忘れない朝

心は今も ハズレは嫌さ

ゆらり漂う 湯気の向こう

時だけ静かに 老け込む様

勝ち見たつもりも 実は負け癖

椅子だけ残る 静かな欠席

指先動かし ほどける記憶

思い出ばかり そんで不器用

でも気休めに 日々よりかかろう

笑顔が残る 君といた場所

温かな息で 今日を飲み込む

明日へ繋がる ホントのヒント

それではまたね つって休憩

僕の上に 揺れる湯気

湯気はゆっくり 天井へ昇る

今日という頁を めくるみたいに

悲しみだけで 終わらせないと

小さな朝食が 頷いていた

会えないことが 身に出るつらさ

それでも迎える 生きてゆく朝

涙の数も 既に取るつもり

椅子には残る 空席の温もり

忘れはしない 愛の刻印

今日も静かに 立ちのぼる日々

好きだったんだ だから募る

明日も明後日も 変わらず想う

ふわり浮かんで 消えずに残る

目には映らない 優しさ抱いて

隣を空けたまま 椅子を引いても

新しい朝は ちゃんと始まる

湯気はゆっくり 空へ溶けてく

今日も暮らしは 静かに続く

  • 作詞者

    知花タイ

  • 作曲者

    知花タイ

  • ミキシングエンジニア

    知花タイ

  • マスタリングエンジニア

    知花タイ

  • ボーカル

    知花タイ

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