日本語ラップの知花タイ Vol.2のジャケット写真

歌詞

袋に海

知花タイ

袋に海を 抱えて歩く

言えない願いが 揺れている

ほどいた日々から また結び直す

終わらぬ気持ちが 僕を運ぶよ

誰にも見せない 袋の奥海

手つきだけ少し 玄人を含み

底で揺れている 見えない潮

握れば黙った 冷えた石も

口を閉じたまま しまった不安

ほどくにはまだ 時間あるか

折り目の隙間に 折れた願い

いつかの僕へ 声かけたい

結び目固いさ ここで鎖

ほどこうとしても ほどけぬ波

隠した気持ちは きっと絡まるぞ

袋の底には ひそかな満潮

笑えぬ理由を 各自語りな

濡れないふりした 隠した涙

誰にも出せない こんな詞とかを

沈めて広がる 底なしの青

袋に海を 抱えて歩く

言葉に出来ずに 季節を越える

ほどくたび違う 姿になって

それでも確かに ここへ戻るよ

取り出すたびまた 変わる心

覚えているのは 堕落の頃

指に残ってる 消えない塩

乾いた顔して 見てりゃ一応

袋の口には 静かな永遠

ほどけば記憶が 散るか嘆きへ

答えじゃなくても 問いは凄く

波打つ気持ちを 取り出す夜

見た目は軽いが 透明な重さ

願いと願いの 本命尚もさ

喋らぬままに 口を結ぶ袋

月まで回した ロープくるくると

上着の内側 胸ポケット海

壊れた夢でも 夢も結構いい

曇った顔した シケる感情

涙の湿度が 自然スタジオ

袋に海を 抱えて歩く

軽そうに見えて 両手が沈む

誰かに見せれば 変わる気がして

まだこの名前を 呼べずにいるよ

誰にも見せずに 誰にも内緒

でも波の中で 叫びとかしそう

袋の底から 眠らない波音

連れて行きたい 手ぶらな未来ごと

暗がりの中で 青は光って

まだ何も持たない 名もない海底

結んだ奥には しまい込む声

いつか泳ぎ出す 支配の向こうへ

袋の中で 海が揺れてる

僕の永遠は まだ息をする

  • 作詞者

    知花タイ

  • 作曲者

    知花タイ

  • ミキシングエンジニア

    知花タイ

  • マスタリングエンジニア

    知花タイ

  • ボーカル

    知花タイ

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知花タイ の“袋に海”を

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