歌詞

夕暮れのJR、冴えない僕は歩いてる

前髪がバラバラと散らかるけれど

話も聞かないでみんなは前を歩いてる

こちらも聞いてやるかと耳を塞ぐ

西口入り東口抜けて中央改札無視してさ

自転車を漕いで街を駆け抜けていく

置いてけぼりを喰らわないように

そう、そして

きっとこんな未来じゃなくて

僕の声が届いちゃうような

曲なんていつかきっと作ればいいと

他人任せの僕が笑うよ

前も見ないでさ

朝方JR、人混み僕は流れてく

夜行バスで疲れ切っている体を

引きずり引き続き

人混み僕は歩いてく

誰もが僕を邪魔そうに睨むけど

荷物は置いて上着すら捨てて

どっかで飯でも食いたいね

このままずっと変わりはしないのかと

誰かが言ったような

そうやって

声に何にも出せない僕は今日ももごもご歌うけど

そんなんで

いつかきっと届くはずさと

ありえないような希望探すよ

明日も見ないで

タ暮れのJR、冴えない僕の物語

反則も使わずに

ここまでずっと来たけれど

先々行く虫に届きたい

僕だって、そう

死なない声を

探してずっと歩いていきたいよ

怯えながらも叫ぶけど

どうやって

こんな自分に負けないでいけばいいのか

虎視眈々と

狙うだけなのさ