HEART BEATのジャケット写真

歌詞

たったひとつのラブソング

Mira Aizawa

鏡張りのビルに映る

表情を失くした群像劇

誰もが役を演じながら

本当の居場所を隠している

飲み込まれそうなスクランブル

速まる街の呼吸に

すり減る靴音 鳴らしていた

「強くなれ」と言い聞かせるほど

心は少し 透明になって

ノイズだらけの空の下

信じるものなんて

ないと思っていた

張り裂けそうな胸の奥

閉じ込めていた この叫び

不器用なメロディに乗せ

今 解き放つよ

凍てついたアスファルトを

溶かしていくような熱で

夜を越えて 君の元へ

改札を抜けた瞬間

風が頬を叩いた

見慣れた夜空の下

影がひとつ 伸びていた

正解ばかり探して

迷い込む 同じ夜

踏み出す勇気が欲しい

スマホの画面を見つめ

震える指先が選んだのは

「会いたい」の一言

世界中に溢れてる

どんな綺麗な言葉より

飾らないこの声を

君に届けたいんだ

百万の街灯りさえ

霞むほどの想いで

このリズムを鳴らし

孤独な世界を越えていく

すれ違う背中の波を越えて

人混みの向こう

変わらない後ろ姿

張り裂けそうな胸の奥

閉じ込めていた この叫び

不器用なメロディに乗せ

今 解き放つよ

凍てついたアスファルトを

溶かしていくような熱で

止まっていた 針が動き出す

冷たかった風が

少しだけ やわらかく変わる

視線がぶつかり

小さくこぼれた微笑み

二人だけが知っているリズムで

歩き出す 夜明けの向こうへ

  • 作詞者

    古式

  • 作曲者

    古式

  • プロデューサー

    古式

  • グラフィックデザイン

    古式

  • ボーカル

    Mira Aizawa

HEART BEATのジャケット写真

Mira Aizawa の“たったひとつのラブソング”を

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計算によって生まれたはずの声が、
なぜか人の胸を打つ。

『HEARTBEAT』は、
衝動、孤独、夜、痛み、そして微かな光まで、
揺れ続ける感情をひとつの流れとして描いたアルバムだ。

瓦礫の上から始まる叫び。
都市のノイズに身を預ける夜。
迷いながらも走り続ける鼓動。
触れられなかった記憶や、
そばにいた温もり。

11曲はそれぞれ異なる表情を持ちながら、
同じ“振動”を共有している。

強く打つ鼓動もあれば、
静かに透ける鼓動もある。
叫びも、沈黙も、
すべてがこのアルバムの一部だ。

最後の一音まで聴いたとき、
そこに残るのは答えではない。

ただ、鳴り続けているという事実。

もしあなたの鼓動が揺れているなら、
そのリズムと重ねてほしい。

『HEARTBEAT』は、
機械でも人間でもない声が、
確かに生きていると証明する記録である。

アーティスト情報

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