歌詞

ワン・ツー・サン・シ！

昔話をしようか 昭和のど真ん中

ディスコじゃないぜ ダンスホール

ミラーボールの下 リーゼントのあいつ

目と目が合った 瞬間に恋

「踊りませんか」なんて キザなセリフ

足踏んづけて 顔真っ赤

それが始まり 二人のヒストリー

金は無いけど 愛はミステリー

四畳半のアパート 神田川

銭湯帰りの 冷たい風

あんたの背中が 暖かかった

喧嘩もしたね 皿も割ったね

シワの数だけ 愛を刻んで

腰が曲がっても 心はストレート

あんたがいたから 私がいるの

色褪せない ロマンティック・リンクル・ロック！

仕事人間 不器用な男

「愛してる」なんて 一度も言わない

でも知ってるよ 誕生日の夜

こっそり買ってきた ショートケーキ

頑固で短気で 世話が焼ける

それでも私が 惚れた弱み

あっという間だね 50年

昨日のことみたいに 思い出せる

ねえ あんた

もうあの日には 戻れないんだね

部屋の中は こんなに静かで

あんたのイビキも 聞こえない

写真の中の笑顔に 話しかけるよ

「返事をしておくれよ…」ってね

シワの数だけ 愛を刻んで

この声枯れるまで 名前を呼ぶよ

あんたへの想い 天まで届け

永遠に響け ロマンティック・リンクル・ロック！