Lyric

好きだと伝えるのが怖くなって

口吃ることが多くなりました

嫌われてしまうのは悲しいから

静かに花を育てていようか

何度振り払っても

次の日にはまた埃が積もる

いい加減疲れてしまったよ

滲んでいく

周りの色に溶け混じる

柔らかい記憶も

消すのに手こずった記録も

全て抱えてる"大切"だから

傷を負ったとしても きっとそれが私の価値

もう届くことは無い あの日の幸

人混みに生きる人の️️️塵 それが私

絡まって拗らせた糸を

長い間そのままにして

今更どうにもできなくなった

貴方の後ろ姿が霞みがかっていく

朝か夜かも分からない今日の中で

どう息をしたらいいですか

軋んでいる

周りは帰路を憶えている

温かい記憶と

寒さに泣きじゃくった記録を

全て抱えている 大切だから

道に迷ったとしたら 道標はどの日の何？

もう辿り着くことは無い 私の街

塗り替えられていくけれど

失くなりはしないと信じよう

繰り返されていくけれど

亡くなりはしないと信じよう

後腐れなんてないほど

綺麗な命じゃないけどさ

いいよ それでも

数えている

欲しいものばかり

キリもなく ずっと ずっと

生きている

たとえその価値が無くても

瞬いた光と

陽の香りだけを頼りに

全て抱えながら 「大切だから」

傷は癒えずとも いつかは言えるとも

奥底で沈んでいた あの日の「好き」を

滲んでいくなら 忘れてしまうかな

足跡は遠く 思い出は尊く

軋んでいるなら 直せやしないかな

隣に連れ添う この問いをどう解く

私に寄り添う 装いと道徳