歌詞

今日もまた夜が来て

いつものように　考えすぎてる

疲れた理由は　人のせい？自分のせい？

わかんないけど　ちょっと息がつまる

「なんであいつはうまくいってる？」

そんな風に思った時点で

もう勝手に負けたようなもんで

誰とも戦ってないはずなのにね

すべての悩みは　誰かの影

言葉の棘（とげ）も　沈黙の距離も

ほんとはもう慣れてるはずなのに

なぜか今夜は　やけに胸に刺さる

あいつの笑顔に　焦りを感じて

自分の足音が　かすれて聞こえた

でもその不安の正体は

「置いていかれるかも」っていう恐怖だった

人と関わりたい　でも傷つきたくない

そんなジレンマで夜が明けてく

思い出すのは　誰かの優しい嘘

あれがほんとの救いだった気がする

すべての悩みは　誰かの影

比べるほどに　自分を見失う

でも孤独が怖くて　繋がりを求めて

矛盾を抱いたまま　今日も生きてる

アドラーが言った　「悩みは人間関係」

確かにそうかもな、と思える夜もある

でも全部じゃない、そう言い聞かせる

悩みの中にも　俺だけの意味がある

すべての悩みが　誰かのせいなら

救いもまた　誰かから届くのかもしれない

一人じゃなくて　完全でもなくて

足りないままの自分で　今日を終えていい