月の乾いた夜の森
忘れられないほど美しく咲く
死んだキミに出会った
喉が渇いて息を飲む
逃れられないこの運命に
感謝します
枯れ枝のような左手の細い薬指は
もう残ってない血で真っ赤になった
指輪がよく似合う
いつか見た夢の中にいるような
ふたりだけの世界だね
このままいつまでも一緒にいられたなら
キミが愛した人のことはもう忘れちゃいなよ
死ぬまでずっと...って
あ、もう死んでるんだった
月の光に導かれ
何度も巡り会うような恋じゃない
死んだキミに出会った
暗い記憶も今は過去
前世のことでしょうそんなのは
土に埋めて
飴玉のような左眼の溶けて空いた穴は
この湿って腐った腐葉土がきっと
暖めてくれるさ
心さえも
夢の中にいるような
理想的な世界だね
これから美しいままでいられるよ
キミが愛した人のことはもう忘れちゃいなよ
死んでもずっと...って
あ、もう死んでるからかな
もしこれが本当に夢ならば
キミを諦めるなんてできない
ただ願って祈って呪って呪って
探し出してあげる
何処にいても
声が出ないのも身体が硬くなっているのも
それだけ感動してるからなんだよね
どうして嫌がるのこんなに愛を伝えてるのに
殺したいほどに
あ、もう死んでるんだった
僕が殺したんだもんな
- 作詞
篠目数尋
- 作曲
偉町大介
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デキアイ
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