

今日の空はいつもより低くて
ぼくは あのときのきみの横顔を思い出した
手を伸ばせば
触れられそうで
触れられない
揺れてるブランコに
座りなおして
ぼくは少し
強くこいだ
季節は静かに
ぼくを追い越して
揺れが戻るたび
ぼくはまた
こぎつづける
揺れるたびに
こころも
たぶん揺れた
「ずっと」なんて言葉の
不確かさを知るために
ぼくらはきっと
出会ったわけじゃない
あの日
きみが見ていた
遠い空の色を
ぼくはいま
別の街で
追いかけている
錆びた鎖の音が
夕暮れにまぎれて
きみの名前を
すこしだけ揺らした
高くなるたび
遠くなる街の灯り
戻れないことを
やさしく教えてくれる
握りしめた
小さな後悔も
やがて
風にほどけていくのなら
ぼくはまだ
揺れの中で立ち止まっていたい
ほんとうは
あの日のごめんねを
きみに
ちゃんと渡したかった
それができなくて
ぼくは
もう一度 空に手をのばした
「ずっと」なんて言葉の
不確かさを知っていても
ぼくらはきっと
出会わずにはいられなかった
あの日
きみが見ていた遠い空の色は
いまも
ぼくの胸で
やわらかく揺れている
遠い空の下で
ブランコは
まだ揺れている
- 作詞者
しゅか / Room no.38
- 作曲者
しゅか / Room no.38
- プロデューサー
しゅか / Room no.38
- ベースギター
しゅか / Room no.38
- ドラム
しゅか / Room no.38
- キーボード
しゅか / Room no.38
- シンセサイザー
しゅか / Room no.38
- バイオリン
しゅか / Room no.38

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僕と君で空をこぐ
しゅか / Room no.38
夕暮れの公園。
揺れるブランコ。
届きそうで届かなかった「きみ」の記憶。
「ずっと」という言葉の不確かさを知りながらも、
それでも誰かを想ってしまう感情を、静かな景色の中に閉じ込めた一曲です。
過ぎ去った季節、言えなかった「ごめんね」、
そして遠い空の色を追いかけ続ける心を描いた、ノスタルジックなバラード。
アーティスト情報
しゅか / Room no.38
しゅか / Room no.38です。 J-POPやHIPHOPを軸にしながら、 感情をそのまま吐き出すのではなく、 感情が揺れ、壊れ、歪んでいく「過程」を言葉にしています。 癒しや答えを用意することよりも、 触れられなかった部分や曖昧な途中経過を、 そのまま残す表現を大切にしています。 音楽は、感情を盛り上げるためのものではなく、 思考が進んでいくためのリズムだと考えています。 バラード、rock、EDM、K-POPなど、 表現に合う形を選びながらジャンルを横断しています。 わかりやすさより誠実さを。 完成より現在地を。 この音と言葉は、 自分探しの物語ではなく、 「いま、ここで生きている」ことの記録です。 楽曲の形はバラード、EDM、HIPHOPなどに限定せず、 詩を起点に、必要な音を選んでいます。 わたしにしか書けない唯一無二を大切にしています。
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