Lyric

必死になれるかよ

一人、校舎の中走り回って

落とした物すら見つけらんないで

縮こまってんだろ、なあ

その方がいいってわかっている

選択肢を選べないがちな皆様

来る休日に向けたしおりは

起床の時点で台無し

最低回数分の食事と、

不足補った夕寝は

順調 蝕んで 平常 失って

落ちきった日を見つめる

返してくれよ 平熱を

いつまでたっても

定まんない 思考が

思い描く理想

最弱ぽっと出がジャックポット

今更必死になれるかよ

一人、校舎の中走り回って

落とした物すら見つけらんないで

縮こまってんだろ、なあ

寝ていた方が楽なんだよ

一緒に歩いて行こうみたいな曲で

売れたシンガーはさっきタクシーに

乗って帰ってたってよ

そうするべきだと

頭ではもう分かっていながら

身体が思うように動かない皆様

来る平日に向けたしおり通りにさ

どうして出来ないんだよ、

あぁどうして

手短に自己紹介から、で始まった

冒頭で噛んだ舌

血が滲んで思い出した

校庭 鉄棒 並ぶ黒い目 逆上がり

練習通り出来ない 終わらない

焦り、徐々に凍る空気

逸る鼓動、呼吸、孤独、鼓舞に困惑

根性論 体育教師

漏れだしたような笑い声

大人ぶって制する女子生徒

俺から見れば全部一緒だよ

思えばあれ以来、

そんなことの連続だ

こんなはずじゃなかったを噛み殺し

ヘラヘラと笑うんだ

今更必死になれるかよ

一人、校舎の中走り回って

忘れた物すら見つけらんないで

泣きじゃくってんだろ、なあ

気づかないフリが楽なんだよ

まだ背丈の低い俺が見ている

助けて、だなんて言われたって

ごめん、まだ変われてないんだよ