Lyric

暗闇で天井見つめて

眠りにつけない午前0時

カーテンの隙間誘い出す香りに

寝室のドアに手を翳す

固く閉ざされた過去の

ドアノブを今そっと回したら

湖面に映る月明かりと

紺碧の優しい闇が

自分にそっと囁いた

何をそんなに急いでるの

雅夢しゃらに探してた

前だけ向いて

周りが見えてないんじゃない

いつから肝心なこと忘れて

見えないものに支配された

限りあるこの時間に

今を捨てたら幸せか

一度きりの旅路を見渡せば

天田溢れる存在の理由

少しずつ刻み付けて

また少し進む

地上に広がる天の川

暗闇がやけに重たくて

今日も眠りに逃げられながら

なんとなくドアに手を翳す

我武者羅に平凡な過去の

ドアノブを強めに回したら

なんか変な音がしてノブが

空回りし始めて呆然としてたら

また声か聞こえた

ちょっとまって忘れてないか

やり残したことはないか

後で振り返っても

悔いは残らない毎日を

自ら選んだ可能性を

少し疑いそうになる

そんな時は立ち止まって

見渡すことで何か見える

真っ暗な夜道を進んでたなら

夜明けを待てばいつか来る筈だから

急がずでも突き進もう

あの未来へと

いつから肝心なこと忘れて

見えないものに支配され

限りあるこの時間に

今この 瞬間を見つめて

一度きりの旅路を見渡せば

見えてくるものがあるかもしれない

少しずつ刻み付けて

また少し進む

急がず

でも突き進もう

真っ直ぐ

真っ直ぐ

真っ直ぐ進めばいい