

貼り付けた笑顔は
今日ので何人目だっけ
乾いた喉で繰り返す
定型文
1ミリのズレも
許されない緊張で
息の仕方も
忘れてしまいそうだ
完璧な僕を
演じきるほど
本当の自分が
霞んで消えていく
もう限界だ
ブレーカーが落ちる前に
あの街のネオンへ
逃げ込むんだ
あーあ 仕事に疲れたよ
辿り着いた
新宿二丁目
女の子が
好きなはずなのに
今夜もグラス合わせる
派手なネイル
「あんた、頑張りすぎ」って
優しい嘘に
笑ってるのに
泣きたいのは何でだろう
ここには
NOもYESも
ないから
ただ息が
できるってだけなんだ
「彼女ほしい」って
冗談飛ばして
「あんたならモテるわよ」って
笑い声
求めてるのは
それじゃないのに
それ以外に
何を求めればいい?
あーあ
仕事に疲れたよ
辿り着いた
新宿二丁目
女の子が
好きなはずなのに
今夜もグラス合わせる
派手なネイル
「あんた、頑張りすぎ」って
優しい嘘に
笑ってるのに
泣きたいのは何でだろう
グラスに残った
氷だけが
カラカラ音を
立てていた
始発の光が
アスファルトを照らす
また同じ仮面を
つけに行かなくちゃ
- 作詞者
batake
- 作曲者
batake
- プロデューサー
batake
- プログラミング
batake

batake の“仕事に疲れたとき (原曲)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
仕事に疲れたとき (原曲)
batake
仕事で完璧な自分を演じ続けることに疲れ果て、本当の自分が霞んでいく感覚に陥った一人の人物。 プレッシャーから逃れるように、夜の新宿二丁目のネオンへ安らぎを求めに駆け込む。 そこは、評価や判断がなく、ただ息ができる場所。 都会の片隅で感じる孤独と、夜明けと共にまた「同じ仮面」をつけて日常に戻らなければならない切なさを、ジャジーなサウンドに乗せて描いた楽曲です