

歌詞
ミサンドリイに外ならぬ
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
国境の長いトンネルを抜けるとそこは女の国であった
夜の底は黄金に染まり、歓声と悲鳴がこだまする
そこで催されるのは、甲斐性無しの夫を火炙りにする悪趣味なバラエティさ
一方、生きることを許された雄たちは
典型的なマッチョイズムを演じながら今日も支配者の顔色を伺う
弱いだけで落伍者と見做される
斯くも歪な世界の有り様こそ
ミサンドリイに外ならぬ
その言葉もその仕草も
ただ貴女が望みのままに
爪弾きにされぬように
男は笑った
男性はどうせ何かの加害者
横暴な為政者 無関心な当事者
寡黙な聖者 経済の支配者
ステレオタイパー
度を越した妄執
ジェンダー
怨嗟
性差
さようなら
どうせ僕は半端者さ
戦々恐々
今日も添削を
一言一句、隅まで
その言葉もその仕草も
ただ貴女のままで良いから
男を囲うこの檻から
逃げていいですか
その瞳の奥の奥に
侮蔑の色を見て悟る
男たちに自由はない
そして明日もないと
明日はどっちだ
- 作詞者
西森シンタロヲ
- 作曲者
西森シンタロヲ

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√human
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
- 1
52Hzの海獣
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
- 2
列車
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
- ⚫︎
ミサンドリイに外ならぬ
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
- 4
できそこない
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
- 5
エトセトラ
yomosugara, 僕はニンゲンになりたかった
アーティスト情報
yomosugara
「僕はニンゲンになりたかった」としてソロ活動していた西森シンタロヲが、2022年7月に正規メンバーを迎え入れて結成。 社会や人間への不信感、失意、諦観と、それを乗り越えて生きる人々の希望を、鋭利なサウンドに乗せて描く。 明けそうもない夜から、それでも明日を見ている人々へ。ひとさじの希望を歌い続けるオルタナティブロックバンド。
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僕はニンゲンになりたかった
ボーカルとギターを担当する西森シンタロヲによるひとりパンクロックバンド。 文学に影響を受けたメッセージ性の強い歌詞を武器に活動中。 中学時代、母を自殺で亡くしたことをきっかけにギターを手に取る。 鬱病患者、機能不全家族で育ったアダルトチルドレン、親になりきれない大人たち…… 世間から取り残された疎外感に苦しむ人々のために歌う。
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