Lyric

曖昧な言葉で濁した

もう少しこうしていたいよ

夕涼み 流れる雲

蝉時雨 響く

遠く遠く 光る 雷鳴

もうすぐ 夕立が来る

閉まっていた感情は

雨が降る前に

溢れてしまいそう

気づかれないように

目を逸らす

今だけ どうか

あなたの側で夢を見させて

勘違いをしてたいよ

それでも きっと

私は欲張りになってしまうから

振り向かないでいて

優しさは時に残酷だ

信頼とか期待だとかは

応えたくなってしまうよ

誠実で隣にいたかった

心から祝福ができたなら

違う世界線の夏も

暑くて綺麗だといいな

ああ どうか

あなたの側で夢を見させて

勘違いをしてたいよ

だけど今日も

またねと立ち去るあなたの手を

握れないと実感してしまう

夕立 早く 私を隠して

それでも会たい

そしてまた 夏が終わる